「1+2=3 足し算に潜む迷宮」 読み終わった

1+2=3をネタにいろんなパラダイムを見てみる的な内容で、面白そうと思ってたあたりを小さく一巡りできて面白かった。
冒頭では予備知識なしでも読めるって書いてあったけど、割といったような…あと変換過程とかすごい省略しまくってる感じがする。こういう本ならもうちょっとこうそのへんの部分はゆっくり進めてくれてもいいんじゃないかと思う。「○○を適用/変換」って解説してる式でもなんの断りもなく××とかも適用していたりするから「ふぇっ?!」ってなる。それとも普通の人はこれぐらいで分かるのか?俺が頭悪いだけか?
あと割と図がいい加減な感じ。

  • 図7.19の周辺の解説はこれどういう理屈でzに置き換えられてるのか分からん…アルファ変換か?だとしたらわざわざz使わんでも…
  • 論理のところでp(x)に関して何も定義してないからAdd(x, 0, x)← にマッチしないと思う

あと付録はAを除いてあとなんかズラズラーっと並べただけっぽいからすごい大雑把な感じ。形式理論のB.5に出てくる「理論」「文」ってのがよく分からん…