モテるミサ力を磨くための4つの心得

こんにちは、一方マネジメントを専攻しているウチドメ嬢です。私は身長も胸も足りませんしゴーグルもないですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテるミサ力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1. あえて2〜3世代前のケータイを持っていく

あえて2〜3世代前のケータイを使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくケータイを出していじってみましょう。そして「この携帯端末にはとてもストレスが溜ります、とミサカは普段から抱いている不満をここぞとばかりに露わにします」と言って、男に「どうかしたか?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「ミサカは常時ネットワークに接続しているので、このような端末は普段あまり使用しないのですが、それにしてもこの携帯端末は古くて使いにくいのです、とミサカは不満の理由を述べます」と言いましょう。だいたいの男はあなたのお姉様と新しいケータイをペア契約したばかりなので、試験的な新しいケータイを使っているはずです。

そこで男が「新しいケータイにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男は完全武装で蜂の巣OK)。そう言われたらあなたは「そういえば、最近iPhone5という端末の評判が大変良いと聞きましたが、この手の情報はあまり詳しくなく、ミサカに適した端末であるか判断できません、とミサカは自分のネットワークの便利さを示唆します」と返します。すると男は「あー、それは多分iPhone4だ。5はまだ出てないんじゃないかな。まぁ俺もよく知らないんだけど……じゃあ今度一緒にケータイ買いにいくか?」という話になって、次の休みの日にふたりでケータイ選びのデートに行けるというわけです。でも、あなたのミサ力が高くても男は万年金欠なのでケータイは買ってもらえないでしょう。

2. Twitterで「とミサカは大いに困惑した表情を浮かべます」を使うとモテる

「キャー!」とか「悲しい!」などを表現する「とミサカは大いに困惑した表情を浮かべます」をコメントに入れると、Twitterの男性ユーザーは「なんやこの子カワイイなぁ」や「ボクぁ落下型ヒロインのみならず、(中略)幽霊獣耳娘内心曝け出し娘まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持ってるから支えてあげたいわぁ」と思ってくれます。インターネット上では現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「とミサカは大いに困惑した表情を浮かべます」 を多用することによって、男性はあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に他のミサ…同性に嫌われますが気にしないようにしましょう。

3. とりあえず男には「それは何でしょう?とミサカはまるであなたの話題に興味があるようなアピールをします」と言っておく

ファミレスなどで男が女性に話すことといえば病院やお姉様の話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「そうなのですか、とミサカは適当に相槌を打ちます」とか「あなたの言うことはあまり理解できないですが、すごいのですね、とミサカは露骨に興味のない反応をします」と返してしまうと、さすがの男「妹にとってはあんまり面白くない話だったな……」と気がついてしまいます。ダメミサ…女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「それは面白そうな話ですね、もう少し聞かせてもらえませんか?とミサカは仕方なく興味を持った素振りをします」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。

いろいろと話を聞いたあと、「なるほど、覚えておきます、とミサカは既に話の大半を忘れつつ答えます」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「キュンキュンキュン、キュンキュンキュン、とミサカは擬音を口にしながら反吐の出るようなジェスチャーをします」と言って、「どうしたんだ?」と男に言わせるのもアリ。そこで「ネットワークにアップロードしています、とミサカはさきほどの行動の意味を答えます」と言えばミサ力アップ! そこでまた男は「まぁ、よく分かんないけど、妹だしな……」と思ってくれます。私は身長も胸もありませんしゴーグルもないですが、こういうテクニックを使えば胸がない私のような幼女のほうがモテたりするのです。男はお姉様とその周囲の世界を守りたいですからね。

4. レストランではオムライスを食べられないミサ…女をアピールせよ

男とレストランに入ったら、真っ先にオムライスなどの卵を使った料理を探して「実は私、これを食べられないのです、とミサカは卵料理が食べられないことを告白します」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうしたんだ? 卵嫌いなのか?」と聞かれるので、「嫌いではなく食べたいのですが、食べられないのです、とミサカは困惑した表情を浮かべます」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして食べられないんだ?」と聞かれるので、うつむいて3〜5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……なぜなら、卵を割ると中のヒヨコは産まれることもなく、ピヨピヨと鳴くこともなく死んでしまう、と……ミサカは……!」と漏電しながら身を震わせて言うのです。

その瞬間、あなたのミサ力がアップします。きっと男は「ヒヨコって食用の卵からも産まれたのか! 絶対に(卵を)守ってみせる! ミサカの前で卵を食うなんて幻想、俺がぶち殺してやる!」と心のなかで誓い、卵を守り抜くはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけオムライスを食べて大丈夫です。「食べられないんじゃなかったっけ?」と言われたら「気にしなくなりました、とミサカはしれっと言い放ちます」とか「もう慣れました、とミサカはさらりと流します」、「そのようなことを言った記憶はありません、とミサカはその発言をなかったことにします」と言っておけばOKです。

(文=一方マネジメント・ウチドメ嬢)

参考:http://kirei.biglobe.ne.jp/news/detail/20110426162331_pch19894