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モーメント回転寿司

モーメント回転寿司(Momental Sushi Circular Comveying System. 「MSCCS」や「M-スシシースー」とも呼ばれる)とは、回転軸を持つ筒状の物体の内壁部分にコンベアを設置し、その軸を中心に回転させて発生した遠心力によって、皿と寿司を地面に対して垂直なコンベアに配置して巡回させることを可能とした、新機軸の回転寿司システムである。

特徴

モーメント回転寿司の利点として、寿司ネタの循環が非常に速いため、回転寿司客にとっては好きなネタを狙って待つ時間の短縮を期待できるが、一方で寿司職人にはおいしい寿司を握る技術の他に、回転するコンベアに対して寿司(及びそれを乗せた皿も含む。以下、特別に表記がない限り単に寿司と表記)を乗せるための高い技術を要求する。
寿司に対してある程度の初速を与えなければ、コンベアによって十分な遠心力を得られる速度に達するまでに、コンベアから落下してしまう。また、コンベアのバンク角は90度であるため、コンベアに寿司を配置する際、単に寿司を乗せた皿を90度に傾けただけでは、皿に乗せた寿司は落下してしまう。
最近では、寿司をコンベアに乗せる際のフォームとして、ハンマー投のフォームが注目を浴びており、先日、世界的なハンマー投の選手である室伏広治をコーチに招いての練習会が開催された。
また、コンベアに乗せるための寿司職人の負担を少しでも軽減しようと、バンク角を弱めたコンベアの開発も盛んであり、この問題を取り巻く環境は改善されつつある。

寿司をコンベアに配置するためのフォームの基本

  1. まず、寿司を乗せた皿を両手で持って水平に保つ。
  2. 次に、ゆっくりと速度を上げながら体を軸にして回転する。このとき、遠心力で寿司が皿からはじき飛んでしまわないよう、速度に応じて手に持っている皿に対してバンクをつけていくこと。
  3. 十分な遠心力を確保できる程度に回転速度を上げたら、コンベアに対して皿をなでるように配置する。

参考文献

民明書房『The Design and Evolution of Sushi-go-round』