例外についての続き

前回 : http://d.hatena.ne.jp/DigitalGhost/20090809/1249846726

ふむ、前に書き散らかしたときよりは随分まとまっている気がする。ええこっちゃええこっちゃ。
で、多重継承ではなんとなーくうまくいかないような気分でいると、これまたなんとなーく文字列で投げてもうまくいかないような気がした。例外「catch節くんエラー」。エンドレスエクセプション。
前の記事の例のような事故は、多重継承ならずとも、同じく前の記事の冒頭にあった、例外を全て文字列で表現して処理するようなシステムであっても問題が解決するわけじゃない("network file error"というエラーを表現した文字列に対して、/file/という正規表現でマッチを取って処理したら…)。
そこで、あるcatch節が何か例外ハンドリングしたとしても、まだ処理する必要があるかどうかを判定して(この判定を誰がどうやって行うかまでは考えてないです)、その結果によってはcatch節の終了後に再度投げるとか、そういう仕組みがあれば、少しは事故が防げるんじゃないでしょうか?
一応、現行の例外機構でも、catch節の終わりでチェックして投げるかどうか判断すればいいのですが、それは完全にcatch節を書く人の努力によって成るわけで、完全に人力とかどうよ、と。
なので、そういう判定システムはもうちょっと自動化できればいいんじゃないでしょうかという主張です。今思いつきました。
これはあくまでも既存の例外処理に対する改善のアイデアですが、そもそも私が今「事故じゃね?」って考えているものが本当に事故になりかねないのかどうかも分かりません。だいたい、前の記事の「正しく」の部分も解決していませんし、ならなんやねんという話ですね。